Attunedを利用した仕事探し:自分のモチベーションを理解する

次は、どんな仕事がしたいですか?

採用担当者、友人、面接官など、あらゆる人から求職者に投げかけられる質問です。そして、ほとんどの場合、求職者はその問いに関する答えを用意しています。希望する職種、参加したいプロジェクト、一緒に働きたい仲間、理想の勤務地、稼ぎたい給料など、思いつくままに列挙するのです。私たちは、今の仕事から抜け出して、すべての条件を満たす仕事に就くことができれば、もっと幸せに、もっとワクワクしながら仕事ができるはずだと信じています。

しかし、そこには問題があります。

海外で行われた調査によると、私たちは将来の自分の感情を予測するのが苦手なのです。私たちは、想像している人生のいくつかの小さな、具体的な特徴に焦点を当て、それに付随する他のすべての側面を忘れてしまいがちです。例えば、ハワイに移住したらどんなに幸せだろうと、太陽の光だけを考えてしまい、物価が高いことや恋人との距離など、島での生活の現実を考慮しないまま、過大評価してしまうことがあります。同様に、名刺を変えたら、仕事もはかどるだろうと期待するかもしれません。

 

自分をより深く理解する

Attunedは、自分の価値観を可視化し、それぞれの価値観に名前をつけるための強力なツールです。私たちの価値観や動機は、表面的な部分よりも深いところにあるため、性格や行動など、他の側面と比べると、認識するのが難しい場合があります。Attunedは、このような根本的な原動力、つまり内発的動機に着目しています。なぜなら、自分の価値観に合わないことは、通常、定着せず、人生にうまく適合していると人は感じないからです。

Attunedは、自分の真の原動力を測定するものであり、この知識は仕事探しに強力な助けとなるでしょう。

まだAttuned Motivator Assessmentを受けたことがない方(または1年以上前に受けた方)は、ここをクリックして無料で受けてみてください。アセスメントは10~15分程度で終了し、それぞれの設問では2つの文の中からより当てはまる1つを選択するよう求められます。

そこから、このようなレポートが作成されます。

 
モチベーション 動機

Attuned モチベーターレポート

 

仕事をやる気にさせる11の要素は、自分にとって重要な順にランク付けされており、「持つ必要がある」またはリストの上位にマークされているものが、仕事で充実感を得ているかどうかに最も関連しています。これは、スキルや能力を測定するのではなく、自分の原動力を見るためのものです。

例えば、私の一番の動機は「成長」です。なので、専門的な知識や経験を深める機会がなければ、仕事とのつながりを感じられず、仕事に打ち込めない、ということがわかります。

 
モチベーション 成長
 

ヒント:モチベーションレポートのURLをブックマークに登録し、「レポートを共有」ボタンをクリックすると、レポートを印刷したり、PDFで保存したりすることができます。

 

知識を行動に移す

レポートを読み終えたら、次の4つのステップでAttunedの効果を最大限に発揮させましょう。

 

1. 数分、振り返る

モチベーション 仕事

上位3つのモチベーションの説明を読み、自分を最もよく表している内容や定義に丸をつける。次に、レポートの「あなたに合った職場環境」のセクションについても同じことをする。

次に、「モチベーター」上位3つが、あなたにとってどのような意味を持つのか、自分の言葉で書き出してみる。

例:

私にとって、[このモチベーション]は○○を意味し、△△を意味しない。 

私は○○のとき、仕事で最も充実感を感じる。

〇〇をされるとやる気がなくなる。

最後に、「モチベーター」の上位概念がどのように作用しているかを考えてみる。

内発的動機に基づき、自分が仕事で大切にしていることを説明する文章を1~2文書いてみてください。もう1つ強力な質問として、これらの動機をどのように転職活動で生かすことができるかを考えてみてください。

 

2. Attuned・モチベーター・レポートを採用担当者と共有する

Wahl+CaseのコンサルタントもAttunedを使用しているため、レポートの情報を活用し、採用活動を強化するサポートの提供が可能です。Attunedはまた、動機と次の仕事で自分にとって何が重要かを議論するための共通の語彙を提供します。あなたにとって最も重要な動機は何か、そしてそれが新しい機会へのアプローチにどのような影響を与えるかを伝えましょう。 

 

3. 面接で、自分の「最高の動機」に基づいた質問をする

モチベーション 仕事

ほとんどの面接官は、逆質問はあるかを聞いてきます。この誘いを最大限に活用することが重要です。その環境で働くのはどんな感じなのか、といった情報も含めて、検討している職務に興味を持つ(そして真摯に関心を示す)絶好の機会なのです。 

再び『成長』の例で説明しましょう。仕事で充実感を得るには、自己啓発が欠かせないと知っている私は、次のような質問をするかもしれません。

会社は継続的な学習と開発にどのように取り組んでいますか?

自分のキャリア目標について上司と話し合う機会はありますか?

過去1年間、どのような専門能力開発の機会がありましたか?

 

4. 自分の最大の動機を踏まえて、オファー候補を評価する。

面接が終わったら、自分の選択肢を考える時間を持ちましょう。Attunedを使えば、「すべきこと」や「他の人がやっていること」を気にするのではなく、自分のコアバリューにつながる仕事に集中することができます。自分が必要とする動機と一致する機会はどれですか?

私たちは、自分の選択が自分を幸せにするかどうかを予測するのは得意ではないかもしれません。しかし、Attunedは、自分が行う仕事によって充実感やモチベーションを得られるかどうかについての推測を取り除くことができるのです。そして、次のキャリアステップのような重要な人生の決断では、十分な情報を得た上で選択するために、あらゆる自己知識を活用する価値があります。

 

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Kristine Ayuzawa

Director of People Operations