モバイルアプリの広告業界でAdwaysがどのようにトップであり続けているのか?

先日、Adways採用チームを当社オフィスに迎え、大いに盛り上がりました。モバイル広告業界においてトッププレーヤーとなった彼らは大変興味深く、参考になるプレゼンテーションをしてくれました。モバイル広告とは?こちらをクリックするとモバイル広告ネットワークの説明ビデオを見る事ができます。過去数年の間に、Adwaysは世界レベルに匹敵するほどの多大な成長を遂げました。2001年に小さなウェブ広告プラットフォームとしてスタートしたこの会社は、アジア圏を中心に巨大なモバイル広告ネットワークへと成長し、特にインバウンドビジネスのソーシングではシリコンバレーにも進出しました。この成長の筆頭となり尽力してきた海外事業部役員・野田順義氏のお陰で、現在では12カ国にまで事業を拡大しています。

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野田 順義氏

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Adways

グローバル事業担当 取締役当時まだまだ“小さな無知な広告企業”だったAdwaysに2006年に入社する以前は、野田氏は富士フィルム(株)に勤めていました。後に電通レイザーフィッシュでの勤務を経験後、典型的な“復帰”(Adwaysが優良企業である証)をしました。2009年にAdwaysに戻ると企業のグローバル広告製品を築く手助けをし、2010年にはスマートフォン広告のマーケティング製品の導入を管理しました。成功をおさめた多種多様なモバイル広告製品の立ち上げに続き、野田氏は企業のグルーバル展開を担当するよう任命され、現在に至ります。今日、 Adwaysはモバイル広告分野での主要プレーヤー。海外での成功のほとんどは、野田氏の努力と熱意の賜物です。この会社はカテゴリーとしては成果単価、運用実績を基準にウェブ上の広告ネットワークの会社としてスタートしましたが、東アジアの多くでスマートフォンの使用が飛躍的に増えてからは、すぐにモバイルに展開を始めました。Adwaysはサンフランシスコにも事務所がありますが、主にアジア市場に注力しています。 野田氏曰く、「アジアは世界最大のアプリ市場で、AppleのAppStoreで50%、GoogleのPlaystoreで60%を占めるほどです。しかしながら、この統計は中国のアプリ市場を含んでいません。中国には多大な影響力を持つTencent、360、Xiaomiを含むアプリ市場プラットフォームがあります。」2010年以来、彼らはスマートフォンのモバイルゲームアプリに広告を出すことにフォーカスをおいています。Wahl & Case もまたGree、DeNAといった企業やその他国内外多くの企業の爆発的な成長の裏で事業を立ち上げた背景から、これに共感することができます。モバイルゲームメーカーは、アプリマーケティングの支出に関して積極的なので、目標とする顧客獲得のために Adwaysのようなモバイルマーケティングサービスプロバイダーと契約する可能性が高いのです。Adwaysの主な目標は、信頼できる広告ネットワークを提供することによって、ゲーム開発者とゲームメーカーが上質な顧客を獲得できるよう手助けすることです。ハードコアゲーマーたちは多額の金額を投じ、これがモバイル広告空間の増大につながったのです。また、子どもや主婦層を含むカジュアルゲーマーの増加はゲームメーカー にとって極めて貴重な存在となっています。 

モバイルアプリ

(メーカー)向けユーザー獲得方法

アプリマーケットは、競合が多く、非常に難しい市場です。主要統計ウェブサイトStastica によると、2つの巨大アプリストア – AppStoreとGooglePlayには350万以上のアプリが存在します。一日に、数千ものアプリがストアに登録されるのです。開発者にとっての最大のチャレンジは、顧客を自分達のアプリに打ち込ませること。ここでもっと技術的な説明をしましょう:

  • ターゲットとなるダウンロードより短い時間で百万人以上のユーザーを生み出すというタスクに挑戦する中、マーケティングの現場はモバイルアプリの世界ではとても張り詰めた状況となっています。トップまで上り詰めるためにアプリメーカーは、主要アプリストアのインストールをできるだけ多く、最安値で購入しようとします。そして、アクティブユーザーにインストールを促すためにプッシュ通知を活用します。この時に、モバイルマーケティングネットワークがユーザー獲得の助けとして使用されるのです。 アプリ開発者は、アプリ発売キャンペーンの手助けとなる有能なネットワークを絶えず探しています。その実現のために、AdwaysはFacebook、Twitter、その他その国特有の広告プラットフォームなどのメディアプラットフォームにてアプリを売り込む手助けをしています。

  • ハイバリューユーザーの獲得開発者にできるだけ多くのユーザーを獲得させるために、Adwaysは発売前の事前登録サービスを立ち上げました。発売前のマーケティングから獲得したユーザーの方がより忠実で高い投資利益率があることが証明されたからです。 これにより、アプリ発行者は新しいアプリやアップデートについてもユーザーに簡単に知らせることができます。事前登録サービスの他にも、広告プラットフォーム – Facebook、Twitter、あるいは i-Mobile、インスタグラム、ビデオネットワークなどを用いて、Adwaysはアプリ発行者が上質なユーザーを獲得するための手助けをしています。ユーザー獲得のプロセスとして、価値ある投資だったかを確認をできる有能な分析ツール・ROASも利用します。

どのゲームアプリ開発者にも対応できる広告ネットワークアジアは世界最大のアプリマーケット。Adwaysの海外事業部取締役の野田氏によれば「アジアは世界のアプリ市場シェアの大部分を占めている。」とのこと。しかし、その市場は中国のアプリ市場を含んでいません。「この方程式に中国が加わると、アジアは世界のアプリ市場全体のおよそ75%を占めることになるでしょう。」だからこそ、アジアのモバイル広告市場でのマーケットシェアを競い、西洋ベースのネットワークとの大きな衝突があるのです。APACモバイル広告市場予想によると、市場は2016年には約2兆円(160億アメリカドル)、そして2020年までには少なくとも5兆円まで伸びる事が予想されています。これは明らかに、どのデベロッパーも利用したい絶好の機会です。しかしトップに留まるためには、十分に知名度のある優れたモバイルアプリマーケティングのエージェンシーを使用する必要があるのです。日本企業であるAdways は、アジア市場に参入しようとする多くの西洋企業以上に優位な点があります。トップの広告プラットフォーム(LINE co-operation、Facebook、Twitterなど)と提携をしており、広告エージェンシー、広告ネットワーク、そしてトップのスマートフォン広告マーケティング企業として活動しています。業界で最高の追跡・分析プラットフォームのひとつであるParty Trackを所持しており、さらにAdways はアジア最大の事前登録(CPI)プラットフォームを誇り、多くのプロのアプリ開発企業に使用されています。それによりCyberAgentグループのような有名企業にも引けを取らずに競い合うことができるのです。 モバイルマーケティングの近年の動向多くのユーザー獲得のために、企業は革新的であり続け、そして自分たちの顧客に接触するより良い方法を考案しなくてはいけません。近年では、より多くのマーケティング方法が使用されています。

  • ビデオ広告。ビデオ広告は日本と海外において最新のマーケティング方法であり、高いROIを証明してきました。そこで、ビデオに焦点を当てるネットワークはYoutube, Facebook, Unityなどと競い合おうとしています。ビデオ関連のSSPの供給不足は日本では未だに課題のままです。

  • インスタグラム広告。インスタグラムには世界中で4億以上のユーザーがおり(月ごとのアクティブユーザー)、将来的に世界最大の広告プラットフォームの一つとなるでしょう。

  • 合併と買収 – ゲームアプリマーケティングがこれほど競争的であったことはありません。多くの企業がトップにとどまるために、 最終手段として合併、提携、共同経営、買収する事もあるのです。注目をあつめる合併のいくつかは、この業界で起こっているのです。

日本企業に立ちはだかる世界進出に向けての障害Adwaysがグローバルブランドの地位へと上り詰めたのは、偶然でも、また唐突に起こった事でもありません。現在の地位へ到達するまでに多数の問題に立ち向かわなければなりませんでした。以下が、多くの日本企業が世界進出する際に立ち向かわなくてはならない問題点です。・本社と現地採用海外事業において日本企業は、日本人でない従業員を雇用し教育すること、そして現地の有能者を送り込むことは困難です。彼らには現地の言語能力とアクティブなネットワークが欠けているからです。・ それぞれの市場に向けた独自の製品を作る、これはAdwaysにとって、大きな問題でした。言語と利便性を備えたオリジナルのテックプラットフォームを12市場それぞれに向けて開発しなければならなかったのです。そして、これが多大な費用のかかる原因でもあるのです。・従業員の定着。 まず、中国や他の東アジアでの新しい市場では、より良い収入を求めて従業員が転職することが多いために、なかなか定着しない事が挙げられます。また、モバイル広告や代理店での経験豊かな人材を探している有名企業が、Adwaysをその探し場としている事です。・ 新しい領域でのビジネス確立の難しさ。特に、予めコネクションのない日本企業にとって新しい場所で事業を始める事は困難を極めます。代理店に関しても国によって大きく異なります。–例えば、日本では収益のおよそ70%を代理店に委託しているのに対し、韓国では約90%となっています。他の地域では、圧倒的に広告主への直接販売に頼っています。・文化の壁。 ワークライフバランス、労働時間の効率化、決断のスピードの違いなど、日本と海外の企業では驚くほどの違いがあります。これも雇用と定着率に影響を与えるのです。特にAdwaysのような事業において能力ある人材の獲得は難しく、それにより成果が左右されるという事を野田氏も認識しています。リクルートエージェンシーパートナーの 役割として、1: その企業の事業モデルとモバイル広告のことを理解している2: グローバル企業を確立する上でのカルチャー的困難を理解している3: 市場で最も優れた人材を効果的に見つけて選別し、獲得することができる事などが重要となります。どのようにAdwaysがリクルートパートナーを評価するか。野田氏がWahl & Caseを主要パートナーとして 選ぶ際に、Adwaysが考慮したポイントを挙げてくれました:・評判、 実績、リクルートポリシー・ 多岐に渡るのではなく、特定の業界に専念しているエージェンシー・現地のマーケット事情を理解しているエージェンシー。これにより、企業の文化にあった適任の人材を探す事ができる。・ エージェンシーに常に緊張を保たせる。彼らの保有する資格や運営年数を問い、彼らの持つ能力を見極めます。・人事の人材探しにかかる時間と費用を削減できるエージェンシー。 Adwaysに関して更に詳しく聞きたい方や、当社が扱う他のグローバル企業について知りたい方はinfo@wahlandcase.comまでぜひご連絡ください。