• スタートアップ情報
  • テク業界トレンド
  • 就活支援
  • 当社関連ニュース

「創造性」と「チームワーク」を成長の鍵とする Paidy

私たちはPaidyの開発本部長である和泉健さんに、Paidyの企業文化についてお聞きし、更に新しい人材を雇う際にチームメンバーが検討するべき点についてアドバイスをいただきました。

Paidy Inc. 開発本部長和泉健さん
Paidy Inc. 開発本部長和泉健さん

日本に住むエンジニアの原口久美子さんは、自分のキャリアを向上させることは可能であり、もっと学びもっと成長したいと考えていました。彼女が、Paidy東京を拠点に急成長しているオンライン決済のスタートアップ企業)で、フロントエンド エンジニアとして働くに至った背景についてご紹介したいと思います。原口さんのサクセス・ストーリーについては、Code Chrysalisの共同創設者 兼 最高技術責任者(CTO):Yan Fan(ヤン・ファン)さん、Paidy Inc.の開発本部長:和泉健さん、そして Wahl & Caseのコンサルタント:金子野花さん、この3人のそれぞれの視点からお話を聞きました。最後に原口さん自身に、転職までの過程と、それまでに起きた出来事などをお聞きします。

原口さんの経験に関する最初のブログ記事はこちらをご覧ください。


まずは、通常の雇用観点からはやや珍しい女性エンジニア・原口さんのプロフィールについてご紹介します。

「面白いことに、実は私たちはもっとシニアレベルの人材を探していました。原口さんを採用する前にリード・デザイナーを1名雇ったばかりだったのです。応募書類からも彼女は「シニア」とは言えませんでしたが、とても情熱的で自分自身で問題を解決しようという積極性を持ち合わせていました。」

原口さんの技術面に関する面接は1時間半で終わる予定が最終的に3時間にも及びました。彼女は、自分にできる全てのことを試して難題を解決するまで諦めようとしなかったのです。「そこまで熱心な応募者には今まで会ったことがありません。彼女は決して諦めなかったのです。それが原口さんの第一印象で、私たちは彼女の熱意に感動させられました」和泉さんはそう話します。

男女比に関してお伺いします。原口さんの他に技術的な企業で働いている日本人女性に会ったことはありますか?

「女性は非常に少ないと思います。『男』か『女』と性別でエンジニアを区別したいとは思いません。エンジニアはエンジニアです。しかし、女性のエンジニアが独自の才能を持ち合わせていることも事実です。」

「エンジニアの集まりに参加すると、「私の方が知識がある」と言わんばかりの態度の人がいることがあります。一般化するつもりはありませんが、女性のエンジニアの方が会話を切り出すことがうまいと思います。」和泉さんによれば、チーム内で協力とコミュニケーションをうまく引き出すには、ある程度「共感」すること、または「お互いのギャップを埋める」ことができるかどうかが重要だそうです。「共感しているからこそ得られる反応、そして真剣に耳を傾け、質問をする姿勢が問題解決にとって非常に重要なのです。」

 

Paidyにおいて「創造性」と「チームワーク」はどのようなものでしょうか?

 

職場を「創造性」のある場所にするために実践された方法の一つが「リモート・サースデイ」です。それは柔軟性を高め、クリエイティブ思考を促すための方法だと和泉さんは説明します。「日々の仕事から一旦距離を置いて自分のしていることを振り返ってみることは、エンジニアだけでなく、誰にとっても重要だと思います。私たちは木曜日には会議の予定を入れないように推奨しており、エンジニアたちは自宅など、自由に仕事に集中できる場所で仕事をすることができます。そのような柔軟さと集中できる時間がなければ、毎日が平凡なものになってしまうでしょう。」

エンジニアたちが特定の業務やプロジェクトに集中して取り組む時間をとった後には、チームワークや意見交換を行うことが推奨されます。

Paidyは国際的な人材の採用に積極的ですが、和泉さん自身や原口さんのような日本人応募者のポテンシャルについてどのようにお考えでしょうか?

「そうですね、日本人よりも外国人の割合が多いですね。日本人は私と原口さん、そして最近入社したモバイル・エンジニアだけです。彼は私たちのようなグローバルな職場を探していました。 自分のコンフォートゾーンを打ち破って、英語で他人と協力的にコミュニケーションがとれる人材を見つけられることが大事です。原口さんは協力的な関係を築くことのできる人材だったからこそ最終選考に残りましたが、そのような応募者を見つけるのは難しいことです。」

日本人の「シャイ」で「控えめ」なコミュニケーションスタイルを知っている立場から、自分のコンフォートゾーンを踏み出すために、日本人応募者に何かアドバイスはありますか?

「私の場合、初めてグローバルな環境の仕事に就いたときは、大変な思いもしました。しかし最終的には、グローバルな人たちと実際に働くことのできるポジションに就くことができました。私が英語で自由に自分の意見を話せるという事実はとても大きな意味を持っています。ですから私のアドバイスは、グローバルな環境の中で人と一緒に働き、人から学び、また人に影響を与えたいと思うならば、リスクを恐れてはいけないということです。一度でもいいからリスクの伴う選択をしてみるのです。間違えたり、失敗することもあるかもしれませんが 諦めないことです。」                 

理想のエンジニア

和泉さんはまた、良いお手本となってくれる人がいることは英語でのコミュニケーション能力を磨き、「自分自身について話す」ために役立つと話してくれました。和泉さん自身もお手本とする人を真似て、特定の話題がどのようなトーンで話されているかを覚え、自分自身の言葉をそのトーンで繰り返す練習を積み重ねました。「原口さんも他人を見ながら非常に多くのことを学び、私と同じ経験を経たのだと思います。そのような環境に置かれなければ、学ぶことはできないのです。外国語を聞いたり読んだりするだけではなく、実際に外国の環境に飛び込めば、それを肌で感じることができるのです。」

「特に今日のエンジニアは、あらゆるコミュニティにアクセスすることができます。 人々はツイートやブログを通して全ての知識をオープンにシェアしています。ですがそれらは英語でシェアされているのです。情報が日本語で必ずしもすぐに共有されるわけでもありません。そのため、グローバルな環境で学びたければ、英語という言語を学ぶだけではなく、異なる文化について学ぶことも必要です。そうすることで自分とは異なる観点を知り、今までとは異なるグローバルな環境の中で自分自身と自分のスキルについてもっと多くを知ることができるのです。 リスクを恐れないようにしましょう。それはきっと試す価値のあることです。」
 
まとめ

和泉さんはPaidyのエンジニアチーム内で「創造性」と「協働」という2つの領域をより豊かに成長させようとしています。電話番号とメールアドレスだけで即座に購入することを可能にするオンライン決済のスタートアップ企業であるPaidyの今後の成長と将来が楽しみです。

Wahl & Case のコンサルタント金子野花さんのインタビューを特集したブログ第三弾はこちらをご覧ください。)